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これってもしかしてパニック障害?【気を付けておくべきポイント】

 

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パニックを起こす子供

パニック障害

最近、世間でよく聞くパニック障害。みなさんの中でもよく耳にする言葉になったのではないでしょうか。言葉としては最近出てきたように感じますが、パニック障害ってどんな症状なのか。自分もパニック障害を患っているのではないかという疑問を抱いている方にパニック障害の全容を分かりやすく解説し、どんなことに気を付けなければならないかを情報発信している記事となります。

読み終わるにはそこまで時間をとらないと思いますので空き時間で読んでくださいね。

 

 

 パニック障害ってなに?

パニック発作とは、極めて強い苦痛、不安、恐怖などが引き金となって突如、身体に影響を及ぼすような発作のことで、短時間で治まることも特徴です。

パニック障害は発作が生じたことにより再度発作が起きるのではないかという疑念から引き起こす精神疾患です。

 

 身体的症状

・胸の痛みまたは不快感

・窒息感

・めまい

・ふらつきまたは気が遠くなる

・吐き気

・腹痛または下痢

・しびれまたはチクチク感

・動悸または頻脈

・息切れまたは呼吸困難

・発汗

・ふるえ

 

 

 精神的症状

・死への恐怖

・正気を失うことや自制を失うことへの恐怖

・非現実感

 

 このような症状が突如として現れる精神疾患だそうです。私は実際に生じたことはないのですが私の妻がパニック発作を引き起こしそれが引き金となって『また、あのような症状が起きるのではないか』という強い不安感が常に付きまとい仕事に支障をきたしていました。

どれも調べてみると発作が身体的症状を引き起こしそれが原因で再燃することへの恐怖心がパニック障害となっているものが多いようです。

 

 パニック障害は女性に多いと言われていますが誰にでもなる可能性のある病気です。

 

 

パニック障害の原因

明らかな原因は未だに解明されていないのですがこれまでの研究から、パニック障害は気持ちのもち方でなく、脳内の不安に関する神経系の機能異常に関連していることがわかっています。

パニック障害を呈した方の脳の3つの部分に通常とは違った変化が起こっていることが指摘されています。脳の各部位のそれぞれがもつ機能に応じて、パニック発作や予期不安、広場恐怖などの症状があらわれていると考えられています。

 

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引用:「パニック障害情報サイト」こころの陽だまりトップへ > パニック障害とは:パニック障害ってどんな病気? より

 

①大脳
特に前頭葉は思考や意思決定などの高度な精神活動にかかわる場所です。パニック障害ではこの部位のセロトニンの分泌異常により、脳へのショックを和らげるため失神といった回避行動が生じると考えられています。

 

②大脳辺縁系
本能的な不安や興奮が生まれる場所で、ここで分泌されるセロトニンという物質がその調整を行っています。パニック障害ではこの部位のセロトニンの分泌異常により、強い不安が続くのではないかと考えられています。 

 

③青斑核・視床下部
青斑核は脳内で警報装置のような役割をしていて危険があるとシグナルを出し、このサインを視床下部がキャッチし血管や心臓、汗腺に反応を起こします。パニック障害ではこの部位の誤作動により、危険がないのにもかかわらず、パニック発作が起こってしまうのではないかと考えられています。
 

 

 こうやってみてみるとセロトニンの分泌異常によるものが多いと感じます。ではセロトニンとは何か?セロトニンは別名幸せホルモンと呼ばれ、気分の向上や幸福感をもたらすホルモンです。これが減少すると気分の落ち込みや不安に駆られる可能性があると言われています。

 

セロトニンは通常軽い運動や日光浴など多くの行動で分泌されるものです。パニック発作がすでに生じた方には非適応かもしれませんが予防対策として日頃から運動を試みたり精神的負荷がかからないように私生活を見直しておく必要がありますね。

 

 

 

 

パニック障害の治療

原因に気持ちの面がほとんど関与していないというのだから自分ではどうしようもない部分がありますよね。治療は主に薬物療法で薬を用いて神経系やホルモンバランスを整えて徐々に薬を減らし元の生活に戻っていくというのが一般的なようです。

 

 

 パニック障害初期(症状の出始め)

まずは症状を抑えなければ生活ができないので薬による症状の抑制から始まります。パニック障害の薬物治療は主に選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)ベンゾジアゼピン系抗不安薬でパニック発作を抑えることを目指します。

SSRI は少量から服用を始め、少しずつ服用量を増やします。SSRI は十分な効果があらわれるまでに2 ~ 4週間かかるため、効果が速くあらわれるベンゾジアゼピン系抗不安薬を一緒に服用して、パニック発作が起こらないようにします。即効性のものと持続性のものを併用して症状を長期的に抑えていくというわけです。

 

※ベンゾジアゼピン系抗不安薬は「依存状態になる」と言われることがありますが、医師の指示をきちんと守って服用すれば安全です。

 

※SSRIの飲み始めに、吐き気や下痢などの副作用があらわれることがありますが、多くの場合は1 ~ 2週間程度で自然におさまります。また、飲み始めや増量時に、不安やイライラ・ソワソワなどの症状があらわれることもありますが、服薬量を加減することでほとんどの場合は対応できます。

 

 

 

パニック障害中期(症状が少し落ち着いてきたら)

また再発してしまうかもという不安や周囲の人から見られているような恐怖感から逃れるために少しずつ克服していく作業が必要となってきます。

 私の妻はパニック発作後に車の運転ができなくなりました。また、起きてしまうかもという不安に駆られていたようです。今回は車の運転の解消を図っていきましたがどの行動でも当てはまるかと思います。

 まずは車のシートに座るだけから始め公道ではなく私道などを利用して事故を起こす不安を取り除きました。つまり、不安となる要素を減らし少しずつ負荷を与えていくという方法をとっているのです。それにより脳にこの行動は安全だから回避する必要はないことを覚えさせていきました。

 薬を持ち歩くことも効果的かもしれません。また起きたとしても大丈夫という安心感があるようですね。

 発作が起きた状況に近い状態で最初は小さな不安という負荷をかけていくことが重要となります。いわゆる慣れさせるってやつです。

 

 

 

パニック障害終期(生活リズムがある程度落ち着いてきたら)

概ね発作が生じなくなってきたとしても再発する可能性は大いにあり得ますので油断できません。例え再発したとしても焦らないことです。じっくり脳に働きかけることが大切ですのでいきなり治るものじゃないくらいに思っていた方が気分が楽かもしれません。

 

私の妻は初発からおよそ3か月で仕事に復帰することができました。個人差はありますが長い人ではここまでに半年以上かかる方もいらっしゃいます。仕事には復帰していますがまだ薬は服用していますし色々な精神的負担には今後も気をかけなければなりません。

 

しかしながらこの頃には症状が出ない日が続いているかと思いますので色んな事に挑戦しましょう。できたという成功体験は脳の回避行動抑制になりますので。最もよくないことは再発を恐れて引きこもりがちになってしまうことです。脳はどんどん恐怖を覚え行動することができなくなってしまいます。

  

パニック障害をしっかり治して再発しないようにするには、時間を十分にかけて治療し、ストレスに負けない心と身体の力をつけることが重要です。そのために、規則正しい生活やバランスのよい食事、そして適度な運動をこころがけましょう。

 

※薬の服用を自己判断は絶対禁忌です

 自己判断で薬を減らしたり中止してしまうと、それまでに積み重ねてきた治療効果を失い、振り出しに戻ってしまう恐れがあります。服薬を中断することにより再発する可能性もありますのでやめてくださいね

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引用:「パニック障害情報サイト」こころの陽だまりトップへ > パニック障害とは:パニック障害ってどんな病気? より

 

 

 

 

パニック障害寛解期(症状がなくなり薬をやめていく時期)

あなたの体力や症状の有無に合わせて薬の服用を少なくあるいは失くしていきます。薬は身体を治してくれるものですが決して良いものではないので徐々に失くさなければなりません。そのため、この時期には薬を飲まない期間を設け飲まなくても大丈夫だったという体験も積んでいく必要があります。

医師の言うことをきちんと守れば次第に治っていくものなので自己判断だけはしないようにしましょう。実際に完治する割合としては約50%の人が生活を維持していくことが可能となっていると報告されています。(Kaplan & Sadock:SYNOPSYS OF PSYCHIATRY 9th edition:P.606,2003)

 

完治しなかった人のほとんどが自己判断による薬の中止や増減ですのでいかに医者の言いつけを守ることが重要かが窺えますね。

 

 

 

 

 パニック障害でない方も気を付ける

何に気を付けるかというと脳の働きが異常にならないように生活習慣を整えておき、予防に努めることが大事ということです。特に心のゆとりをもつために色んな取り組みを行いましょう。

リラックスする方法は人それぞれですが私はお風呂の電気を消して肌の感覚を敏感にして気持ちよさを倍増しています。他にも朝の飲み物は常温にする(自律神経への負荷を減らすため)など細かいことですがこういった取り組みが予防になります。

心を落ち着かせる方法は別記事のPMSがつらい【原因はホルモンバランス。軽くする方法は?】でも多く紹介していますので参考にしてもらえれば。

 

 

 

 

 まとめ

 

・パニック障害は発作が原因で再発の不安を抱くもの

・誰にでも発症する可能性はあるが普段から気を使いすぎる人に多い

・パニック障害の原因は脳内ホルモンの分泌異常だと言われている

・症状の出始めは薬で発作を抑制する

・中期(1~3か月程度)で徐々に少しずつ精神的負荷をかけて慣れさせる。発作が起きた状況に近づけるとなおいい。いきなり、当時の状況にしないこと。(例)車の運転で起きたのなら最初は止まった車に乗るだけ次に私道を走り自己の不安を失くすなど段階的に

・終期では薬を減らしていくように飲まない期間も設ける。飲まなくても大丈夫と脳に覚えさせていく。これも徐々に行っていきましょう

・自己判断で服薬を中止しない。再発する人は大体自己判断をしている。

・医者に言いつけを守ればほとんどの人が治っている

 

 いかがでしたでしょうか。悩みの解決にはつながりましたか?パニック障害も心の病の1つです。1人では決して完治することはできないでしょう。もし罹患したら家族や友人、恋人を頼ってみんなが理解し治していくべきものです。

たまに高齢者の方が「今の若もんは心が弱い」とか非常な言葉を言われたりしますがそれは違うと私は思っています。今と昔では指導方法や叱咤の仕方が全然違うからです。簡単に言うと昔は体罰などの身体へのダメージが強く、今は言葉の暴力による心へのダメージが強くなっているためこういった病気が目立っているのだと思います。

パニック障害になったからといって人生終わりじゃないです。しっかり治してまた人生を楽しめばいいと思います。

 

他にも女性特有の悩みを多く情報発信していますので興味のある方はぜひ立ち寄ってください。

 

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